【12月11日 AFP】全米大学フットボールの年間最優秀選手賞であるハイズマン賞(2016 The Heisman Memorial Trophy Award)に、ルイビル大学(University of Louisville)のQBラマー・ジャクソン(Lamar Jackson)が最年少で選出された。

 数多くのタッチダウンを生むパス技術と、積極的なランを兼ね備えたジャクソンは、2144ポイントを獲得し、1524点だったクレムゾン大学(Clemson University)のQBデショーン・ワトソン(DeShaun Watson)を抑えて栄えある賞を受賞した。

 19歳のジャクソンは、2年生で同賞を受賞した4人目の選手となった。またQBの選手がハイズマン賞を受賞するのは、この16年で13回目となる。

 ジャクソンは、2015年シーズンのミュージック・シティ・ボウル(2015 Music City Bowl)で最優秀選手(MVP)に輝くと、今季はレギュラーシーズン12試合でタッチダウンパス30本、タッチダウンラン21本を記録。成功率57.6パーセントのパスで3390ヤード、ランで1538ヤードを獲得し、MVPの最有力候補に挙がっていた。

 一方のワトソンは多数のチーム記録を樹立し、オハイオ州立大学(Ohio State University)とのフィエスタ・ボウル(2016 Fiesta Bowl)にチームを導いていた。

 3位にはオクラホマ大学(University of Oklahoma)のQBベイカー・メイフィールド(Baker Mayfield)が361点で、4位には同大のWRデイド・ウェストブルック(Dede Westbrook)が209点で選ばれている。(c)AFP