【12月11日 AFP】16-17イングランド・プレミアリーグは10日、第15節の試合が行われ、レスター・シティ(Leicester City)はエースのジェイミー・バーディー(Jamie Vardy)がハットトリックを達成し、マンチェスター・シティ(Manchester City)に4-2で勝利した。

 バーディーは本拠地キング・パワー・スタジアム(King Power Stadium)で3得点の活躍をみせ、16試合続いていた無得点を派手な形で終わらせると、観客のスタンディングオベーションを浴びながら終盤に交代でピッチを後にした。

 バーディーのハットトリックは、レスター加入後では今回が初。キャリアを通じては、アマチュアクラブのフリートウッド・タウン(Fleetwood Town FC)でプレーしていた2012年のエブズフリート・ユナイテッド(Ebbsfleet United FC)戦以来となった。

 プレミアリーグのタイトルを獲得するなど、それからの人生が一変したバーディーは、前回のハットトリックを覚えているかと問われ、「たしかフリートウッドのときだ。エブスフリート戦だったかな。ハーフウェーラインあたりから思い切って打ったら入ったゴールもあったはずだ」とコメントした。

 これでプレミアでの通算ゴール数を34得点に伸ばし、エミール・ヘスキー(Emile Heskey)氏を抜いてクラブのプレミア最多得点記録保持者となったバーディーだが、本人はこのゴールがチームに与える影響の方を重視している。今季のチームは開幕から低迷し、順位も降格圏すれすれにまで落ち込んでいた。

 バーディーは、「もちろん、影響は大きいと思う。プレミアで戦えるチームだということや、そのために戦ってるんだというところを見せたいと思っていたし、きょうはそれをはっきり示せた。まずは練習場に戻って、それから次の試合を楽しみに待つよ」と語った。

 今季はバーディーのエース剥奪を示唆するような起用法も見せていたクラウディオ・ラニエリ(Claudio Ranieri)監督も、7日の欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2016-17)で温存したバーディーが再びゴールを量産し始めたことを喜んだ。

 ラニエリ監督は「ジェイミーのことはとてもうれしい。決めたときには、『やあ、おかえり』と言ってしまったよ」と話した。

 一方、シティは1-3で敗れた前節チェルシー(Chelsea)戦に続く連敗となった。チェルシーが11日に行われるホームのウェスト・ブロムウィッチ・アルビオン(West Bromwich AlbionWBA)戦に勝利すれば、両チームの勝ち点差は7に広がる。チームを率いるジョゼップ・グアルディオラ(Josep Guardiola)監督は、「開始4分で0-2になってしまっては厳しい」とコメントした。

「イングランドのサッカーには、とても優れている部分が一つある。こぼれ球だ。カウンターとこぼれ球。彼ら(レスター)はカウンターが非常に鋭く、守備も堅いチームだ」

「われわれは最後まであきらめなかったし、いつものように、この試合にも良い部分はいくつかあった。頑張ったが、0-2、0-3になってしまうと、このレベルでは難しい」

「向こうはロングボールを多用してきた。それはわかっていたが、そこで競り勝ったのは向こうだった。彼らはわれわれ(のDF)を狙っていて、それがはまっていた」 (c)AFP