【12月11日 AFP】16-17フィギュアスケートのグランプリ(GP)ファイナルは10日、仏マルセイユ(Marseille)で男子シングル・フリースケーティング(FS)が行われ、羽生結弦(Yuzuru Hanyu)は合計293.90点を記録して優勝を飾り、大会4連覇を飾った。

 ソチ冬季五輪金メダリストの羽生は転倒もあってFSでは187.37点の3位に終わったが、男子シングルでは史上初の偉業を達成した。

 4回転ジャンプを成功させてFSで首位の197.55点を記録し、合計282.85点としたネイサン・チェン(Nathan Chen、米国)が、ショートプログラム(SP)5位から大きく順位を上げて2位に入り、この日195.69点をたたき出してFS2位に入った宇野昌磨(Shoma Uno)が合計282.51点で2年連続の3位表彰台に上がった。

 2度の世界王者に輝いたハビエル・フェルナンデス(Javier Fernandez、スペイン)が合計268.77点で4位、パトリック・チャン(Patrick Chan、カナダ)が合計266.75点で5位、アダム・リッポン(Adam Rippon、米国)が233.10点で6位となった。(c)AFP