【12月3日 AFP】先月8日に行われた米大統領選で、共和党候補のドナルド・トランプ(Donald Trump)氏勝利の鍵となったウィスコンシン(Wisconsin)、ミシガン(Michigan)、ペンシルベニア(Pennsylvania)の3州で行われる予定の票の再集計について、トランプ氏の弁護団や支持者らが2日、阻止に向けた措置に打って出た。

 同3州の票再集計は、緑の党(Green Party)から大統領選に出馬したジル・スタイン(Jill Stein)氏が請求したもので、トランプ氏に敗れた民主党候補ヒラリー・クリントン(Hillary Clinton)氏の陣営も協力している。

 票の再集計により大統領選の結果が変わる見込みは薄いとみられており、トランプ氏は再集計請求について「ばかげている」「時間の無駄だ」などと反発している。

 3州での再集計の中止要求は、トランプ氏の弁護団、支持者、州司法長官によってそれぞれ個別に起こされた。

 ペンシルベニア州で訴えを起こした同氏の弁護団は、再集計は開票結果の確定期限である今月13日に間に合わない恐れがあり、州に「重大なリスク」をもたらすと主張。またミシガン州で同様の訴えを起こした共和党のビル・シュエット(Bill Schuette)州司法長官は、スタイン氏の同州での得票率はわずか1%で、再集計要求を正当化できる数ではないと述べている。(c)AFP/Nova SAFO