【11月28日 AFP】16-17ドイツ・ブンデスリーガ1部は27日、第12節の試合が行われ、ヴェダド・イビシェヴィッチ(Vedad Ibisevic)が2得点を挙げたヘルタ・ベルリン(Hertha Berlin)は、マインツ05(Mainz 05)に2-1で勝利して3位に浮上した。

 マインツはジャン・フィリップ・グバミン(Jean-Philippe Gbamin)が、ヘルタはイビシェヴィッチが2度の警告を受けて退場となり、両チームはともに10人で試合終了のホイッスルを迎えた。

 試合後にヘルタのパル・ダルダイ(Pal Dardai)監督は、「序盤に失点したが、われわれは落ち着いていた。追いつき、そして決勝点のチャンスを作り出した。われわれは勝利に値した」とコメントしている。

 敵地オリンピアシュタディオン(Olympiastadion)で前半25分にアーロン・ザイデル(Aaron Seydel)の得点で先制したマインツに対し、ヘルタは同36分にサロモン・カルー(Salomon Kalou)のお膳立てからイビシェヴィッチが同点ゴールを挙げた。

 後半17分にマインツのグバミンが退場となると試合の流れが変わり、ヘルタは22分にカルーがヘディングで折り返したボールにまたもイビシェヴィッチが合わせて勝ち越した。なお、イビシェヴィッチはこの7分後に退場している。

 この結果ヘルタは、首位RBライプツィヒ(RB Leipzig)、2位バイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)に次ぐ3位に浮上している。

 復調の気配があるシャルケ04(Schalke 04)は、同日の試合でエリック・マキシム・チュポモティング(Eric Maxim Choupo-Moting)がPK失敗のミスを帳消しにする決勝点を挙げ、ダルムシュタット98(SV Darmstadt 98)に3-1で勝利している。

 開幕5連敗を喫して最下位に低迷するなど、クラブ史上最悪のスタートを切ったシャルケだったが、公式戦ここ12試合は無敗で、8位にまで順位を上げている。(c)AFP/Ryland JAMES