【11月28日 AFP】男子ゴルフ、ISPSハンダ・ワールドカップ2016(ISPS HANDA World Cup 2016)は27日、オーストラリア・メルボルン(Melbourne)のキングストン・ヒース・ゴルフクラブ(Kingston Heath Golf Club)で最終日が行われ、トービヨン・オルセン(Thorbjorn Olesen)とソレン・ケルドセン(Soren Kjeldsen)のデンマークが初優勝を果たした。

 松山英樹(Hideki Matsuyama)と石川遼(Ryo Ishikawa)の日本は通算14アンダーの6位タイだった。

 2位と4打差のリードをつけて最終日に挑んだデンマークだったが、一時はリードをわずか1打差に縮められるなど厳しい状況に陥った。しかし、26歳のオルセンと41歳のケルドセンは、バックナインで6バーディーを奪取。最終的には、中国、フランス、米国を4打差の2位タイに抑える通算20アンダーで栄冠を勝ち取った。

 見事な若手とベテランの融合を見せたデンマークのケルドセンは、「ここメルボルンで信じられないような1週間を過ごしたし、友情を築くこともできたと思う」と話し、4日間を振り返った。

 一方、ケルドセンとペアを組んだオルセンも、「素晴らしかった。オーストラリアが大好きだ」と喜びを口にした。(c)AFP