【11月24日 AFP】トルコ南部アダナ(Adana)県で24日、地方自治体の建物の外で自動車爆弾が爆発し、2人が死亡、16人が負傷した。当局が明らかにした。

 当局の声明によると、車両用の通用口に近い、県知事室用の駐車場に止められていた車両が爆発した。爆発により火の手が上がり、黒煙が空に立ち上ったという。

 トルコ半国営のアナトリア(Anadolu)通信は、爆発の衝撃で自治体の建物にも被害が出たと伝えている。

 アダナ県のマフムート・デミルタシュ(Mahmut Demirtas)知事は「車両の爆発は午前8時5分(日本時間同日午後2時5分)に県知事室への通用口に隣接する駐車場で発生した」と述べた。この攻撃の実行犯は女1人とみられているという。だが爆発の状況について詳細な情報は明らかにしていない。

 トルコ当局は、これまで起きた爆弾攻撃の際と同様、爆発の様子を捉えた映像の放映を即座に禁止する措置を取った。(c)AFP/Fulya OZERKAN Stuart WILLIAMS