【11月24日 AFP】感謝祭を翌日に控えた23日、バラク・オバマ(Barack Obama)米大統領が、米首都ワシントン(Washington D.C.)のホワイトハウス(White House)内ローズガーデン(Rose Garden)で七面鳥に「恩赦」を与えた。大統領が食卓に上る予定だった2羽の七面鳥の命を救う毎年恒例のこの式典も、1月に退任するオバマ大統領にとっては最後となった。

 オバマ大統領は今年の七面鳥を紹介するに当たり、「感謝祭は愛する人たちと集い、多くの恵みに思いをはせ、そして長い大統領選シーズンを終えてやっと世論調査から鳥に目を向けることができる機会だ」と述べた。

 オバマ大統領はまた、自身が感謝する功績について触れ、6年連続の雇用増加、株価の3倍増、医療保険制度(オバマケア、Obamacare)によって無保険者の割合がかつてなく低下したこと、同性愛の合法化などを挙げた。(c)AFP