【11月23日 AFP】カリブ海(Caribbean Sea)で22日、ハリケーン「オットー(Otto)」がコスタリカやニカラグアに接近しており、沿岸では住民らの避難が始まっている。パナマでは同日までに土砂崩れなどで3人が死亡した。

 パナマでは、ハリケーンに発達する前の熱帯暴風雨オットーの影響による大雨で発生した土砂崩れに巻き込まれた2人と、倒木の下敷きになった少年1人の、計3人が死亡した。

 オットーは大西洋(Atlantic Ocean)で今年発生した7番目のハリケーンで、米国立ハリケーンセンター(NHC)がグリニッジ標準時(GMT)23日午前3時(日本時間同日正午)に発表した情報によると、最大瞬間風速33メートルの風を伴いながらカリブ海を西に進んでおり、今後、勢力と速さを増しながら24日中にはコスタリカとニカラグアに上陸するとみられている。(c)AFP