レスター不振を象徴するバーディー、昨季の輝きを取り戻せるか
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【11月21日 AFP】イングランド・プレミアリーグ、レスター・シティ(Leicester City)のエース、ジェイミー・バーディー(Jamie Vardy)が、1年前に放っていたまばゆい輝きを失っている。
レスターは22日に欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2016-17)のクラブ・ブルージュ(Club Brugge)戦を控えているが、昨年11月にプレミアリーグ新記録となる11試合連続ゴールをマークしたバーディーは、現在チームの公式戦13試合でゴールを挙げられていない。
バーディーの不調に足を引っ張られるようにレスターは14位に低迷しており、元イングランド代表のFWアラン・シアラー(Alan Shearer)氏は、バーディーが代名詞のハングリー精神を失っているのではないかと奮起を促すコメントを発している。
シアラー氏は英大衆紙サン(The Sun)に、「ジェイミーはゴール欠乏症に陥っているが、今のようにふてくされていてもそこから脱することはできない」と寄稿している。
「彼は昨季していたことをしていない。ディフェンダーに多くの混乱をもたらせていない。彼らにとって彼は簡単な存在だ」
「努力が足りていない。トップに立つにはハードワークが必要だが、そこにとどまるためにはより一層の努力が必要だ」
来年1月に30歳になるバーディーは、昨季24得点を挙げて優勝オッズ5000倍からのチームをリーグ制覇に導いた。
昨季は同じようにハードワーカーの岡崎慎司(Shinji Okazaki)と素晴らしい関係を築いたバーディーだが、今季は異なるパートナーたちとの関係構築を模索している。
ポルトガル1部リーグのスポルティング・リスボン(Sporting Lisbon)から加入した長身のイスラム・スリマニ(Islam Slimani)は攻撃の基準点となるターゲットマンで、柔軟さと俊敏性を併せ持つアーメド・ムサ(Ahmed Musa)はバーディーとタイプが似ている。
今季はパートナーが一定しておらず、バーディーはスリマニと6試合、岡崎と6試合、ムサと3試合コンビを組んでいる。
今季これまで3得点のバーディーは、9月10日に1-4で敗れたリバプール(Liverpool FC)戦を最後にゴールから遠ざかっている。
バーディーは先週、「昨年は多くのチャンスがあったが、今年は単純にそれがないんだと思う」とコメントしている。
チャンピオンズリーグでは好調のレスターは、クラブ・ブルージュ戦で引き分け以上の結果を残せば決勝トーナメント進出が決まる。
チャンピオンズリーグでレスターはこれまで5得点を挙げているが、バーディーは無得点となっており、同大会での自身初ゴールも実現していない。
しかしバーディーは、イングランド代表として出場した先週のスペインとの親善試合(2-2)でダイビングヘッドを決め、久々にゴールの感触を味わっている。
レスターのクラウディオ・ラニエリ(Claudio Ranieri)監督は、このゴールを見て「新たなバーディー」だとコメント。レスターは19日のリーグ戦でワトフォード(Watford FC)に1-2で敗れているが、この試合でバーディーはPKを獲得してリヤド・マフレズ(Riyad Mahrez)のゴールにつなげている。
バーディーは、「ハードワークすることに尽きる。そうすれば最後はゴールは向こうからやってくるだろう。無得点が続くのは誰もが経験すること。またゴールラッシュがくるよ」とコメントしている。(c)AFP/Tom WILLIAMS