【11月20日 AFP】ボクシングのWBA、IBF、WBO世界ライト・ヘビー級タイトルマッチが19日、米ラスベガス(Las Vegas)のTモバイル・アリーナ(T-Mobile Arena)で行われ、アンドレ・ウォード(Andre Ward、米国)が判定の末3-0で王者セルゲイ・コバレフ(Sergey Kovalev、ロシア)に勝利し、統一王座を獲得した。

 2004年のアテネ五輪金メダリストであるウォードは、2回にダウンを喫したもののそこから盛り返し、コバレフとの消耗戦を制して判定勝ちを収めた。3人のジャッジは、全員が同じ114-113の点数を付けた。

 32歳のウォードは、これで無敗記録を継続し、戦績を31勝(15KO)に伸ばしている。対するコバレフは、プロ初黒星を喫し、戦績は30勝(26KO)1敗となって王座から陥落した。(c)AFP