【11月20日 AFP】16-17フランス・リーグ1は19日、第13節の試合が行われ、パリ・サンジェルマン(Paris Saint-GermainPSG)は2-0でナント(FC Nantes)を下した。

 PSGは、アンヘル・ファビアン・ディ・マリア(Angel Fabian Di Maria)と新加入のヘセ・ロドリゲス(Jese Rodriguez)の今季リーグ戦初得点が決まり、公式戦4連勝を飾った。

 ウナイ・エメリ(Unai Emery)監督が新指揮官に就任し、開幕からしばらくはもたついたPSGだが、これでASモナコ(AS Monaco)と勝ち点で並ぶ暫定2位につけている。ただし、勝ち点29で並ぶニース(OGC Nice)が20日のサンテティエンヌ(AS Saint-Etienne)戦で勝ち点を積めば、ニースが単独首位に返り咲く。

 快勝とはいかなかったPSGだが、少なくともこれで、23日に行われる欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2016-17)のアーセナル(Arsenal)戦にいい精神状態で臨むことができそうだ。

 ただしこの試合では、ディ・マリアが負傷交代するという、アーセナル戦に向けて心配なアクシデントもあった。ディ・マリアは太ももを痛めたとみられ、前半の終盤にハテム・ベン・アルファ(Hatem Ben Arfa)との交代でピッチを後にした。

 PSGではすでに、アルフォンス・アレオラ(Alphonse Areola)、ライヴィン・クルザワ(Layvin Kurzawa)、アドリアン・ラビオ(Adrien Rabiot)がすでに負傷離脱しており、さらにディ・マリアも負傷となれば、エメリ監督にとってはまた一つ頭の痛い知らせが増えることになる。

 しかしエメリ監督は試合後、交代は「おそらく大事を取って」本人が申し出たもので、「水曜日は大丈夫だと思う」と話している。(c)AFP