錦織戦超える死闘制したマレー、王座維持へあと1勝
このニュースをシェア
【11月20日 AFP】男子テニス、ATPワールドツアー・ファイナル(ATP World Tour Finals 2016)は19日、7日目が行われ、大会第1シードのアンディ・マレー(Andy Murray、英国)が第4シードのミロス・ラオニッチ(Milos Raonic、カナダ)を5-7、7-6(7-5)、7-6(11-9)で下して決勝進出を決めた。
この結果、今月はじめにノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア)の世界1位連続在位を122週で止めたマレーだが、シーズン終了時における王座争いの決着は、史上初めて最終戦の決勝までもつれることになった。
ラオニッチに対して劇的な逆転勝利をおさめたマレーは、3時間20分の熱戦を演じた16日の錦織圭(Kei Nishikori)との試合につづいて、この日も大会史上最長となる3時間38分を要し、決勝へ向けて体力は限界へ近づいている。
最終セットのタイブレークでは、ラオニッチにマッチポイントを握られるなど、敗戦寸前まで追い込まれたマレーは試合後、「今までプレーしてきたインドアの試合の中で最も厳しい試合の一つとなった。ミロスのようにサーブを武器にする相手に対し、長い試合は予想していなかった」と振り返った。
「疲れている。ここ数か月は本当に多くのテニスをしてきた。最大限の努力をし、自分が持っている最高のものを出し切るつもりだ」
一方のジョコビッチはこの日、第5シードの錦織に6-1、6-1で完勝している。
王座奪還を狙うジョコビッチは、6月の全仏オープン(French Open 2016)で初制覇してからスランプ気味だったが、最終戦の直近23試合で22勝を挙げているだけでなく、今年の全豪オープン(Australian Open Tennis Tournament 2016)と全仏の決勝でもマレーに勝利するなど、史上最多タイに並ぶ5年連続の同大会優勝へ向けて、好条件がそろっている。
両者の通算対戦成績はジョコビッチが24勝10敗と大きく勝ち越している。(c)AFP/Steven GRIFFITHS