【11月12日 AFP】中国の電子商取引大手アリババ(阿里巴巴、Alibaba)が「独身の日」の11月11日に毎年行う世界最大のオンラインショッピングイベントで、今年の売上額が過去最高の1兆9000億円近くに達したことが、同社の発表により明らかになった。

 アリババは2009年以降、数字の1が横一列に並ぶことから「独身の日」と呼ばれる11月11日に特別セールを実施している。

 この日の24時間での売上は、米国で11月下旬の感謝祭(Thanksgiving)からサイバー・マンデー(Cyber Monday)までの5日間に行われる同国最大のオンラインショッピング期間の売上額をも凌いでいる。

 アリババのオンライン売上評価基準である流通総額(GMV)は今年、1207億元(約1兆8900億円)に達し、昨年の912億元(約1兆4000億円)を大きく上回り、ジャマイカの国内総生産額(GDP)を超えた。

 アリババによると、売上額はセール開始後の5分間だけで10億ドル(約1070億円)余りを記録したという。(c)AFP