好調ブラジル、宿敵との大一番で王国復活を印象づけられるか
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■復活は本物か、アルゼンチン戦が試金石に
負傷で戦列を離れていたエースのリオネル・メッシ(Lionel Messi)が戻ってくるアルゼンチンとの対戦は、ブラジルが本当に目覚めたのかをはかる絶好の試金石になるだろう。
1970年のW杯メキシコ大会を制したブラジル代表の一員だったトスタン(Tostao)氏は、アルゼンチン相手に完勝できれば、ブラジルも2014年のトラウマからようやく次の一歩を歩み出せるかもしれないと話している。「うつ状態を脱し、喪が明けるために、これほど象徴的な節目もない。相手がドイツではないにしてもね」
ブラジルの喜びに満ちたサッカーの再発見を象徴するのが、ボリビア戦で大車輪の活躍を見せたネイマール(Neymar da Silva Santos Junior)だろう。
チッチ監督の下では、フィリペ・コウチーニョ・コレイア(Philippe Coutinho Correia)とロベルト・フィルミーノ(Roberto Firmino)のリバプール(Liverpool FC)コンビも輝きを放ち、マンチェスター・シティ(Manchester City)が獲得したガブリエウ・ジェズス(Gabriel Jesus)も4試合3得点と結果を残している。
一方、上り調子のブラジルとは対照的に、ここ数試合のアルゼンチンは不調に陥っており、メッシ不在で臨んだ過去3試合は1敗2分けに終わった。さらにボリビアが出場資格のない選手を出場させていたことが判明し、国際サッカー連盟(FIFA)から3-0の勝利が与えられたチリが予選5位に浮上し、アルゼンチンは本大会出場圏外の6位に後退している。
それでもメッシの復帰はチームを精神的に安心させるだろう。メッシは所属するFCバルセロナ(FC Barcelona)でチームメートのネイマールの自家用ジェットに便乗し、ブラジル入りしている。
そのほかの会場では、予選2位のウルグアイがホームのモンテビデオ(Montevideo)で3位のエクアドルと対戦。4位コロンビアもホームのバランキージャ(Barranquilla)で5位チリと対戦する。チリは主力のアレクシス・サンチェス(Alexis Sanchez)が国内での練習中に負傷し、遠征に帯同できなくなっている。
南米予選では上位4チームがロシア大会に自動的に出場し、5位のチームはオセアニア予選勝者との大陸間プレーオフに臨む。(c)AFP/Rosa SULLEIRO