【11月18日 AFP】代替エネルギー事業への進出を図る米電気自動車(EV)メーカーのテスラモーターズ(Tesla Motors)は先月、環境に優しい住宅のためのソーラールーフを発表した。

 テスラ共同創業者のイーロン・マスク(Elon Musk)最高経営責任者(CEO)は、米ロサンゼルス(Los Angeles)のユニバーサル・スタジオ(Universal Studios)で行われた記者会見で、「地球温暖化は深刻な危機であり、われわれは何らかの手を打つ必要がある」と述べた。

 マスク氏は、目標は、従来の屋根よりも見た目が良く、発電し、より耐久性と断熱性があり、総費用が通常の屋根に電気料金を加えた金額よりも安く済むようなソーラールーフだと語った。

 また、太陽光パネルメーカー「ソーラーシティ(SolarCity)」との業務提携により、市場で5%のシェア獲得を目指すという。

 ソーラールーフのタイルには、非常に耐久性の高い強化ガラスと高効率の太陽電池、カラーフィルムが使用されている。

 マスク氏は、来年には設置を開始したいと語った。記者会見ではまた、家庭や会社向けの小型の蓄電池「テスラ・パワーウオール(Tesla Powerwall)」の最新型も発表された。(c)AFP