【11月6日 AFP】インド・デリー(Delhi)首都圏のアルビンド・ケジリワル(Arvind Kejriwal)首相は5日、近年最悪規模の大気汚染に見舞われている同首都圏で1800校が休校したことを受け、「まるでガス室」と述べた。

 首都ニューデリー(New Delhi)はこのところ厚いスモッグに覆われており、この危機を打開すべく地元当局と中央政府が協議している。

 ケジリワル首相は「この15~20日で汚染はいっそう深刻化しており、外はまるでガス室だ」「現在の汚染の主要因は近隣州での刈り株の焼却だ」と述べた。

 ニューデリーの大気環境は、ディーゼルエンジンや石炭火力発電所、産業排出物などが大気汚染をもたらす急激な都市化の結果、年を追うごとに悪化している。(c)AFP