【11月4日 AFP】男子テニス、パリ・マスターズ(BNP Paribas Masters 2016)は3日、シングルス3回戦が行われ、大会第2シードのアンディ・マレー(Andy Murray、英国)は第13シードのリュカ・プイユ(Lucas Pouille、フランス)に6-3、6-0で快勝し、ノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア)からの王座奪取へ向け一歩前進した。

 この日の勝利で自身の連勝を17に伸ばしたマレーは試合後、「今日はリターンが良かったと思う。試合を通して、相手のほぼすべてのサービスゲームでチャンスがあった。少し球足が速いここのコートでは良いことだ」と語った。

 昨年の同大会ファイナリストのマレーは次戦、この日行われた試合でジル・シモン(Gilles Simon、フランス)に6-4、6-3でストレート勝ちした第7シードのトマス・ベルディハ(Tomas Berdych、チェコ)と対戦する。

 王者ジョコビッチを猛追するマレーは現在3大会連続優勝中で、パリ(Paris)で世界1位の座に就くためには、今大会で決勝に進出しなくてはならない。

 一方、マレーに追われる立場にある第1シードのジョコビッチは、第14シードのグリゴール・ディミトロフ(Grigor Dimitrov、ブルガリア)を4-6、6-2、6-3で下している。

 同大会で通算4勝を挙げているジョコビッチが王座に君臨し続けるためには、今大会で決勝に進出する必要があるが、この日はディミトロフに苦しい試合を展開された。

 1時間に及んだ第1セットで相手に2度のブレークを許したジョコビッチは第2セット、返球する際に不自然な形で着地すると、直後に治療を要求する場面もあった。しかしジョコビッチはその後も冷静さを保って同セットを奪うと、最終セットも先にブレークに成功し、試合を支配した。

 勝利したジョコビッチは試合後、「彼(ディミトロフ)がとても良い立ち上がりを見せた。初めからタフな試合になることはわかっていた」としたうえで、膝の状態については「ありがたいことに問題ない。足元がぎこちなかっただけで、すべて大丈夫だ」と説明した。(c)AFP/Martyn WOOD