【11月4日 AFP】中国の華為技術(ファーウェイ、Huawei)は3日、ドイツ・ミュンヘン(Munich)で、同社の最新スマートフォン「Huawei Mate 9」を発表した。高画質カメラや大容量バッテリーを売りに、アップル(Apple)やサムスン電子(Samsung Electronics)といった世界市場トップのシェア奪取を目指す。

 サムスンは、発火・爆発事故の報告が相次いだスマートフォンのフラッグシップモデル「ギャラクシーノート7(Galaxy Note 7)」の大規模リコールに踏み切り、イメージダウンに苦慮しており、ファーウェイにはこのタイミングをチャンスととらえている。

 ファーウェイ・コンシューマー・ビジネス・グループ(Huawei Consumer Business Group)のリチャード・ユー(Richard Yu)最高経営責任者(CEO)は、Mate 9充電時の発熱量をサムスン製スマホと比較し、冗談交じりに「爆発はしません!」と約束。会場のホテルに集まった人々の笑いを誘った。(c)AFP