ドルトムントが決勝T進出、オーバメヤンは「内部事情」で欠場 欧州CL
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【11月3日 AFP】サッカー欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2016-17)は2日、グループリーグ第4節が各地で行われ、グループFのボルシア・ドルトムント(Borussia Dortmund)は、スポルティング・リスボン(Sporting Lisbon)に1-0で勝利して16強入りを決めたが、エースのピエール・エメリク・オーバメヤン(Pierre-Emerick Aubameyang)は「内部事情」によりこの試合を欠場している。
グループリーグ2試合を残して2位以内を確定させたドルトムントは、今節レギア・ワルシャワ(Legia Warsaw)と3-3で引き分けた前回王者のレアル・マドリード(Real Madrid)に勝ち点2差をつけてグループ首位に立っている。
しかしながらドルトムントのトーマス・トゥヘル(Thomas Tuchel)監督は、ホームでの勝利は納得のいく内容ではなかったと不満を漏らしている。
「われわれはあらゆる局面で自信が欠如していた。ディフェンス面で数多くのミスを犯したが、4試合を終えた段階でグループリーグ突破を決めることができた」
試合前にドルトムントの本拠地ジグナル・イドゥナ・パルク(Signal Iduna Park)には、トゥヘル監督がオーバメヤンを起用しなかったことにより激震が走った。
試合では「内部事情」により出場停止処分を受けたオーバメヤンの代役、アドリアン・ラモス(Adrian Ramos)が前半に挙げたゴールが決勝点となり、ドルトムントは勝利を手にしている。
ドルトムントのハンス・ヨアヒム・ヴェツケ(Hans-Joachim Watzke)最高経営責任者(CEO)は、スカイ・ドイツ(Sky Germany)に対して、「(オーバメヤンの欠場は)監督が決断した。極めて正当な判断だ」とコメントしている。
今季すでに公式戦10得点をマークしている27歳のオーバメヤンは、3日まで出場停止処分を受けており、この試合はベンチにも入ることができなかった。
この件についてトゥヘル監督は、「臆測を呼ぶことは承知している。内部事情は内部事情だ」と話している。(c)AFP