【11月2日 AFP】ラグビーイングランド代表のエディー・ジョーンズ(Eddie Jones)ヘッドコーチ(HC)とニュージーランド代表のスティーブ・ハンセン(Steve Hansen)HCが1日、ワールドラグビー(World Rugby)の年間最優秀コーチ賞の最終候補に選出された。

 両氏の他には、リオデジャネイロ五輪の7人制ラグビー男子でフィジー代表を同国初の金メダル獲得に導いたベン・ライアン(Ben Ryan)HCもノミネートされている。

 ハンセンHC指揮の下、ラグビーW杯イングランド大会(Rugby World Cup 2015)を制して以来無敗を誇るニュージーランドは先日、テストマッチ18連勝の世界記録を樹立した。

 一方、同大会で開催国史上初の予選プール敗退を喫したイングランド代表は、大会後にジョーンズHCが就任して以降、シックスネーションズ(Six Nations Rugby 2016)で全勝優勝(グランドスラム)を成し遂げ、同監督の母国オーストラリアにも3連勝を記録するなど9戦全勝の成績を残している。

 ニュージーランド代表、イングランド代表、そして7人制のフィジー代表は、年間最優秀チーム賞の候補にも選ばれている。また、最優秀新人賞にはオールブラックス(All Blacks、ニュージーランド代表)からアントン・レイナートブラウン(Anton Lienert-Brown)とアーディ・サベア(Ardie Savea)、イングランド代表からマロ・イトジェ(Maro Itoje)の名が挙げられた。

 年間最優秀選手賞の最終候補は7日に発表され、授賞式は13日に英ロンドン(London)のホテルで行われる。(c)AFP