【11月2日 AFP】男子ゴルフのタイガー・ウッズ(Tiger Woods、米国)が1日、来月行われるヒーロー・ワールドチャレンジ(2016 Hero World Challenge)で長引いた故障から待望の復帰を果たすことを発表した。

 先月、プレーレベルに懸念があるとの理由で、16か月ぶりのツアー復帰が予定されていたセーフウェイ・オープン(2016 Safeway Open)を見送り、ゴルフ界を騒がせていたウッズは、来月1日から4日にかけてバハマ・ニュープロビデンス(New Providence)島のアルバニー(Albany)で行われる同大会に出場する準備ができたという。

 メジャー通算14勝を誇るウッズは声明で、「ヒーロー・ワールドチャレンジで復帰し、このような素晴らしい大会でプレーできることに興奮している」と語った。

 現在40歳のウッズはこれまでも、自らの状態にかかわらず、自身がホストを務める同大会への参戦を熱望していた。18人の選手が出場する同大会はウッズの基金が主催するもので、米フロリダ(Florida)州オーランド(Orlando)で行われた2014年大会でも、同選手は同様のけがから復帰を果たしていた。

 先月、テレビトーク番組の「ザ・レイト・ショー・ウィズ・スティーブン・コルベア(The Late Show with Stephen Colbert)」に出演したウッズは、「トーナメントで63とか64のスコアを出せるところまでは、まだ到達していない。自宅ではロースコアで打てているけど、実戦でそれくらいのスコアを打てる準備が十分に整っているという感触はないんだ」と自身のコンディションについて言及していた。(c)AFP