【11月2日 AFP】サッカー欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2016-17)は1日、グループリーグ第4節が各地で行われ、グループCのマンチェスター・シティ(Manchester City)はイルカイ・ギュンドアン(Ilkay Gundogan)が2得点の活躍をみせ、FCバルセロナ(FC Barcelona)に3-1で勝利し、ジョゼップ・グアルディオラ(Josep Guardiola)監督は古巣にリベンジを果たした。

 2週間前に行われた同じカードの対戦を4-0で制しているグループ首位バルセロナは、前半21分にリオネル・メッシ(Lionel Messi)のゴールで先制したが、シティはギュンドアンの2得点とケビン・デ・ブルイネ(Kevin de Bruyne)の直接フリーキックが決まり、逆転勝利を収めた。

 この結果、シティは対バルセロナ戦の連敗を5で止めるとともに、2節を残してグループ首位との勝ち点差を2に縮めた。公式戦で6試合も勝利から見放され、その手腕が疑問視されたグアルディオラ監督だったが、古巣相手に完璧な勝利を収め、自身の哲学に間違いがなかったことを証明した。

 グアルディオラ監督は試合後、「われわれの最初のゴールがすべてを変えた。選手は最悪の時が過ぎ去ったことが分かったはずだ」とコメント。「今日の試合は良いステップになるだろう。われわれは偉大なチームと対戦して競り勝った。選手は『俺たちは最高のチームに勝てたんだ』と実感するだろう」

 対するバルセロナのルイス・エンリケ(Luis Enrique)監督は、「最初の失点のミスはお粗末だった。そこから悪い流れが始まった。ボールを保持することができず、シティはわれわれのミスを突いた」と語っている。

 グループCのもう1試合では、ボルシア・メンヘングラッドバッハ(Borussia Moenchengladbach)とセルティック(Celtic)が1-1の引き分けに終わっており、シティは23日に敵地で行われるメンヘングラッドバッハ戦で勝利すれば決勝トーナメント進出が確定し、同じくアウェーで戦うバルセロナは引き分け以上で16強入りが決まる。(c)AFP/Tom WILLIAMS