【10月28日 AFP】男子テニス、エルステ・バンク・オープン(Erste Bank Open 2016)は27日、男子シングルス2回戦が行われ、ジル・シモン(Gilles Simon、フランス)を下して準々決勝進出を決めた大会第1シードのアンディ・マレー(Andy Murray、英国)が、ノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア)からの世界1位奪取へ向けてまた一歩前進した。

  リオデジャネイロ五輪金メダリストで、ウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2016)覇者のマレーはこの日、シモンを相手にミスを連発しながらも4-6、6-2、6-2で2時間40分に及んだ試合を何とか制した。

 マレーは試合後、「とても長い試合だったが、相手はシモンだったから難しい試合になることは予想していた。長いポイントを何度もプレーすることになるし、自分がハードヒットすればするほど、さらに強いボールが返ってくる」と語った。

「スライスやドロップショットなど、さまざまなショットを駆使しなければならないし、彼のリズムを崩すバランスも見つけなければならない」

 2014年の同大会で優勝を飾っているマレーは、28日に行われる準々決勝でジョン・イズナー(John Isner、米国)と対戦することが決定した。

 マレーはもし、今大会に加えて来週のパリ・マスターズ(BNP Paribas Masters 2016)でも優勝し、長期にわたって世界ランク1位に君臨してきたジョコビッチが同大会で決勝前に敗退した場合は、王者の座を奪うことができる。

 この日行われたその他の試合では、ノーシードのヴィクトル・トロイキ(Viktor Troicki、セルビア)が第3シードのドミニク・ティエム(Dominic Thiem、オーストリア)に6-2、7-5でストレート勝ち。この結果、ガエル・モンフィス(Gael Monfils、フランス)の世界ランク上位8選手にのみ参加が認められるATPワールドツアー・ファイナル(ATP World Tour Finals 2016)出場が確定している。

 一方、前回大会王者で第5シードのダビド・フェレール(David Ferrer、スペイン)はジョアン・ソウザ(Joao Sousa、ポルトガル)を6-2、7-6(7-4)で下し、準々決勝進出を決めている。また、第6シードのジョーウィルフリード・ツォンガ(Jo-Wilfried Tsonga、フランス)もフィリップ・コールシュライバー(Philipp Kohlschreiber、ドイツ)に7-6(8-6)、6-2で勝利している。(c)AFP