世界1位のケルバー、チブルコバをフルセットで破り白星発進 WTAツアー選手権
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【10月24日 AFP】女子テニス、WTAツアー選手権(BNP Paribas WTA Finals Singapore 2016)は23日、シンガポールで開幕し、大会第1シードのアンゲリク・ケルバー(Angelique Kerber、ドイツ)は第7シードのドミニカ・チブルコバ(Dominika Cibulkova、スロバキア)を7-6(7-5)、2-6、6-3で下し、世界1位としての重圧を振り切った。
ケルバーにとっては本調子の出来とは言えなかったが、この日の肝の据わった勝利には、名声ある今大会のタイトルを獲得して、全豪オープン(Australian Open Tennis Tournament 2016)と全米オープン(US Open Tennis Championships 2016)で優勝を果たすなど、躍進のシーズンとなった今季を締めくくるという強い決意がうかがえた。
試合中は様々な場面でプレッシャーを感じたというケルバーは試合後、「今は少しだけリラックスできている。厳しかったが、とても良い試合だった。こういった試合をすることができたのは、非常に重要だったと思う」と語った。
一方、脅威としてケルバーに立ちはだかる第3シードのシモナ・ハレプ(Simona Halep、ルーマニア)は、第6シードのマディソン・キーズ(Madison Keys、米国)に6-2、6-4でストレート勝ちし、賞金総額700万ドル(約7億2700万円)の今大会初戦を白星で飾った。
世界の上位8選手のみが参加できる今大会に自身初めて出場しているキーズは、ツアー屈指のカウンターパンチャーであるハレプに対してなかなか自分のリズムをつかむことができなかった。
「驚くことではないと思うけれど、今日の試合では緊張があった」と認めるキーズは試合後、「すべてが新しく感じる大会に出るのは久しぶりで、対処するのが少し難しかった」と明かした。
しかし、試合では主導権を握っていたハレプも第2セット途中、コーチのダレン・ケーヒル(Darren Cahill)氏をコートに呼ぶなど、自信を喪失する場面があった。
コーチにはリラックスし、自身のゲームプランを実行するようにアドバイスを受けたというハレプは、「簡単なショットをいくつかミスし、ほんの少しパニックになった」と説明したうえで、「彼(ケーヒルコーチ)は、私が必要とするときに、どのように話せばいいか理解している。私を落ち着かせてくれたし、完璧だった」と振り返った。(c)AFP/Elizabeth LAW