【10月23日 AFP】22日に行われたスペイン1部リーグの試合で、FCバルセロナ(FC Barcelona)に2-3で敗れたバレンシア(Valencia CF)のチーム関係者が、審判の判定に「嘆かわしい」と怒りをあらわにした。

 バルセロナのアンドレス・イニエスタ(Andres Iniesta)が危険なタックルを受け、負傷交代を余儀なくされた試合は、終了間際にリオネル・メッシ(Lionel Messi)が決着をつけるPKを決めると、決勝点に歓喜するバルセロナの選手にペットボトルが投げつけられるなど、荒れたゲームになった。ペットボトルの件では、リーグからバレンシアに何らかの制裁が科される可能性が高い。

 しかしながら、バレンシアはバルセロナが先制した場面でオフサイドが取られなかったこと、そしてセルヒオ・ブスケッツ(Sergio Busquets)が前半のうちに退場にならなかったことについて、アルベルト・ウンディアーノ・マジェンコ(Alberto Undiano Mallenco)主審の判定に疑問を呈している。

 バレンシアのスポーティング・ディレクターを務めるヘスス・ガルシア・ピタルチ(Jesus Garcia Pitarch)氏は、BeINスポーツ(BeIN Sports)に対して、「審判団はこれから試合を見直して恥ずかしく思うに違いない。バレンシアが負けるような試合ではなかった」と語った。

「嘆かわしい。とても嘆かわしい判定のせいで、バレンシアは勝ち点3はもちろん、勝ち点1すら獲得できなかった」

 この試合がバレンシアの指揮官として就任初戦だったクラウディオ・チェーザレ・プランデッリ(Cesare Prandelli)監督は、「審判について話すつもりはないが、映像が物語っている」とだけコメントしている。

 メッシに先制点を許したバレンシアは、バルセロナから期限付き移籍中のムニル・エル・ハダディ(Munir El Haddadi)、さらにロドリゴ(Rodrigo Moreno Machado)のゴールで一時は逆転し、番狂わせへの期待が漂ったが、ルイス・スアレス(Luis Suarez)の得点ですぐさま追いつかれると、試合終了間際のメッシのPKで力尽きた。(c)AFP