フィギュアGPシリーズが開幕、平昌五輪にらみしのぎ削る
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■若手とベテランがしのぎを削る女子
女子では、メドベデワが新たなスターとしての地位確立を目指す。
2015年の世界フィギュア女王の同胞エリザベータ・トゥクタミシェワ(Elizaveta Tuktamysheva)は昨季、女王の座を守ることができなかったが、今季はGPシリーズに参戦。そのトゥクタミシェワが不在の間、16歳のメドベデワは米ボストン(Boston)で行われた世界フィギュアでフリースケーティング(FS)の歴代最高得点を更新し、シニアデビューのシーズンで頂点に立った。
埼玉で行われたジャパンオープンで宮原知子(Satoko Miyahara)やワグナーを抑えたメドベデワは、「まだ新シーズンのはじまりにすぎない」としたうえで、「フリープログラムの感覚をつかむ必要があるけど、シーズンが終わるころには、今とは全く比べ物にならないくらい良いものになると信じている」と語った。
2010年のバンクーバー冬季五輪で銀メダルを獲得し、平昌冬季五輪では悲願の金メダルを目指す浅田は、メドベデワとアンナ・ポゴリラヤ(Anna Pogorilaya、ロシア)に挟まれて、昨季自身初となる世界フィギュアの表彰台に上がったワグナーとともにスケート・アメリカに臨む。ワグナーは、シアーズ・センター・アリーナ(Sears Centre Arena)で世界選手権でのメダルがまぐれではなかったことを証明したいところだ。
一方、ユリア・リプニツカヤ(Julia Lipnitskaia、ロシア)は、故障のためスケート・アメリカを欠場する。
ペアでは、2度にわたって世界選手権を制したカナダのメーガン・デュアメル(Meagan Duhamel)/エリック・ラドフォード(Eric Radford)組が地元開催のスケート・カナダで新シーズンの幕を開く。またアイスダンスでは、世界フィギュアで2度の栄冠に輝いたカナダのテッサ・ヴァーチュー(Tessa Virtue)/スコット・モイア(Scott Moir)組が、ソチ五輪での銀メダル獲得以来となる復帰を果たす。同ペアは、今月カナダ・モントリオール(Montreal)で行われたオータム・クラシック(2016 Autumn Classic International)で見事優勝している。
2010年の五輪覇者であるモイアは、「私が驚かされるのは、私たちがいまだにスケートを楽しめているということ。そして、2018年の平昌冬季五輪までずっとこうした形を続けられるように願っている」と話す。ヴァ―チュー/モイア組は、スケート・カナダに出た後、NHK杯で2度の世界選手権王者に輝いたフランスのガブリエラ・パパダキス(Gabriella Papadakis)/ギヨーム・シゼロン(Guillaume Cizeron)組と顔を合わせる。(c)AFP/Emmeline MOORE