【10月18日 Watches Press】英バーミンガムを拠点とするオークションハウス「フェローズ(Fellows)」が9月27日、ウオッチオークションを開催した。

 同オークションでは、予想落札価格約5000円から196万円まで、約400点ものタイムピースが出品された。

 予想落札価格が約135~203万円と最高値だった「ロレックス(ROLEX)」のオイスター パーペチュアル コスモグラフ デイトナ(2005)が、今回のオークションの最高落札価格、約144万円を記録した。これに20%の落札手数料や消費税、インターネットで競売に参加した場合はさらに3%が上乗せされることを考えると、約220万円の市価からほど遠くない価格に落ち着いた。

 フェローズのオススメ、18カラットのゴールド製の腕時計、「ブレゲ(Breguet)」クラシックは、元は2000年に約155万円で販売されたもの。このたびの落札価格は約35万円となった。

 また、先日のWatches Press記事でもピックアップしていた2点のうちの一点、1970年代の「オメガ(OMEGA)」のステンレススチールのデジタル時計は、約2万~2万7000円の予想落札価格を下回り、約1万7000円での落札となった。

 もう一点のピックアップアイテム、18カラット製の「ゼニス(ZENITH)」のエル・プリメロ クロノマスター T オープンは、予想落札価格約37万から47万円だったが、それを少し上回る約50万円で落札された。

■関連情報
・ウオッチ・セール カタログ:www.fellows.co.uk/The-Watch-Sale/2016-09-27
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