【10月17日 AFP】16-17イタリア・セリエAは16日、第8節の試合が行われ、インテル(Inter Milan)は本拠地サン・シーロ・スタジアム(San Siro stadium)でカリアリ(Cagliari Calcio)に1-2で敗戦。首位ユベントス(Juventus)との勝ち点差は10となり、フランク・デ・ブール(Frank de Boer)監督は試合後、選手の怠慢を厳しく非難している。

 中国の企業を新オーナーに迎え、移籍市場でトップクラスのタレントを数多く獲得するなど意気揚々と新シーズンを迎えたインテルだったが、主将のマウロ・イカルディ(Mauro Icardi)がサポーターとトラブルを抱えるなど、わずか8試合で熱狂は絶望へと変わった。

 インテルは後半11分にジョアン・マリオ(Joao Mario)のゴールで先制したものの、カリアリは同26分にフェデリコ・メルキオッリ(Federico Melchiorri)がオフサイドをかいくぐって同点に追いつくと、終了5分前にはインテルのGKサミル・ハンダノビッチ(Samir Handanovic)のオウンゴールにより勝ち越した。

 今季3敗目を喫したインテルのデ・ブール監督は、「カリアリを見下しているわけではないが、彼らとの対戦ではインテルは絶対に勝たなければならない。得点後のわれわれはプレーすることを忘れてしまった」とコメント。オランダ・エールディビジのアヤックス(Ajax)からやって来て「最も厳しい」時期を過ごしているかと問われ、「その通りだ。この負けは予想していなかった。われわれは試合を支配したが、止まってしまった」と語った。

「後半は中盤で試合をコントロールしようとしたが、われわれは闘志に欠けていた。私としては残念だ」

 試合開始直前には、インテルの上層部がイカルディからキャプテンマークを剥奪せよというファンの要求を受け入れる姿勢を見せた。イカルディは先日発売された自伝の中でサポーターを批判しており、サポーターは16日午前に声明を発表し、「われわれにとってお前は終わった選手だ。腕章を外せ、愚か者」とコメントした。

 イカルディは前半25分、ペナルティーエリア内でブルーノ・アルベス(Bruno Alves)に倒されてPKを獲得し、汚名返上のチャンスを迎えたが、これを外してしまった。イカルディのPK失敗は最近4回で3度目となっているが、ファンはこれを日常的なものだと受け取っており、スタジアムの一部のからは拍手まで起きている。

 デ・ブール監督はイカルディに対する判断を「月曜(17日)まで待つ」としており、同日には同選手とクラブの上層部が話し合いの場を設けるものとみられている。ハビエル・サネッティ(Javier Zanetti)副会長は、同選手がキャプテンマークを剥奪される危機にあることを示唆した。

 スポーツディレクターを務めるピエロ・アウシリオ(Piero Ausilio)氏は、このような展開になり「青ざめている」ことを明かし、伊スカイ・スポーツ(Sky Sport Italia)に対して「個人的には23歳で自伝を書くべきだとは思わない」と述べ、イカルディに否定的なコメントを残している。

(c)AFP/Justin DAVIS