【10月16日 AFP】台風21号(アジア名:サリカー、Sarika)は16日未明、フィリピン最大の島、ルソン(Luzon)島に上陸した。これに伴い同島では多数の家屋が倒壊し、1万2000人以上が避難を余儀なくされている。

 台風が上陸したマニラ(Manila)北東の沿岸都市バレル(Baler)では、同市の市長によると、樹木や送電鉄塔がなぎ倒され、電力供給が途絶えているという。

 ルソン島の広い地域に暴風雨をもたらした台風21号は、16日午後には南シナ海(South China Sea)へ抜けた。(c)AFP