【10月16日 AFP】16-17イタリア・セリエAは15日、第8節の試合が行われ、ASローマ(AS Roma)がナポリ(SSC Napoli)との「太陽ダービー」を3-1で制し、入れ替わりで暫定2位に浮上。勝利の立役者となったエディン・ジェコ(Edin Dzeko)は、ローマ加入後では初めてアウェーで1試合2得点を記録できたことを喜んだ。

 ジェコは伊スカイ・スポーツ(Sky Sport Italia)に対し、「敵地でナポリに勝ち、3得点を奪うのは簡単なことではない。僕らは本当によくやった。最高の気分だよ。アウェーでの2ゴールは初めてだしね」と語った。

 イングランド・プレミアリーグのマンチェスター・シティ(Manchester City)からローマに加入した昨季は、出場31試合で8得点に終わり、戦犯扱いされることも多かったジェコだが、今季は8試合で7得点を稼ぎ、暫定ながら得点王争いのトップに立っている。

 それでもルチアーノ・スパレッティ(Luciano Spalletti)監督は、さらに上のレベルを期待しており、「ジェコは2得点を決めたが、評価を下すのであれば、もう少し闘争心を示し、冷静になっていればもっと得点できたはずだという答えになる」とコメントした。

「前半だけで、ナポリを痛めつけるチャンスが何度もあった。彼ほどの身体能力と技術を持った選手であれば、もっとやれたはずだ」

 ローマが優勝争いに生き残り、今季が最後のシーズンになるとみられるクラブの象徴、フランチェスコ・トッティ(Francesco Totti)に退団の花道を用意するには、ジェコが安定してゴールを重ねることがカギになるかもしれない。

 スパレッティ監督は、試合前に「セリエAのベストチーム」と評したナポリに「戦術的な強さ」を見せつけたことに自信をのぞかせた一方で、勝ち点5差のユベントス(Juventus)が自滅しない限り、追いつくのは困難だと話している。

「ナポリ相手にこういう勝ち方ができたことが、われわれのチーム全体の質の高さを物語っている。これでユベントスを追走できるのか、それとも彼らが今まで通り走り続けるのかはわからない。ただ、われわれは自分たちのすべきことをやった」

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