【10月12日 AFP】プミポン・アドゥンヤデート(Bhumibol Adulyadej)国王の容体が不安定になったと明かされたタイでは、入院先のバンコク(Bangkok)のシリラート病院(Siriraj Hospital)前などに市民が集まり、回復の祈りをささげている。

 王室事務局の9日の発表によると、国王は透析や過剰な脳脊髄液の除去のための処置をしていたところ血圧が低下し、人工呼吸器が装着された。

 国王は今年在位70年を迎え、君主としての在位期間は世界最長を誇る。多くの国民に愛されているが、病院での闘病生活が続きこの1年近くは公の場に姿を見せていない。(c)AFP