【10月11日 AFP】(更新)フィリピンのロドリゴ・ドゥテルテ(Rodrigo Duterte)大統領は11日、まもなく中国を訪問するだろうと述べ、さらにロシアも訪問したいとの希望を明らかにした。

 ドゥテルテ氏は大統領府で行った演説で「中国には何度も誘われており、申し出を受けた」と述べた。また長年の同盟国である米国については「傲慢だ」との批判を繰り返した一方で、ロシアも訪れたいと語った。中国訪問の日程については特定しなかったが、日本を訪問する前になるだろうと述べた。

 日本政府は11日、ドゥテルテ大統領が今月25~27日の日程で来日すると発表している。

 ドゥテルテ大統領は、フィリピンに対する最大の援助国である日本への訪問を当初から予定していた。日本から日程の確定が得られた後、中国から日程の「空き」があると申し出があったため応じたと説明した。ドゥテルテ氏は訪日後に、さらに「たぶんロシアへ行くだろう」と述べた。(c)AFP