【10月8日 AFP】米大統領選の共和党候補ドナルド・トランプ(Donald Trump)氏が自らの女性経験をみだらな言葉で語る2005年の衝撃映像が公開され物議を醸している問題で、同氏は8日、謝罪した。

 米紙ワシントン・ポスト(Washington Post)が問題の映像を暴露した数時間後、トランプ氏は動画で謝罪声明を公開した。この中で、自らの言葉や行動に「後悔している」と述べた上で「私を知っている人物ならば、ああした言葉が本当の私を表したものではないと分かるはずだ。とにかく、私が間違っていたし謝罪する」と語った。

 トランプ氏はさらに「私は自分が完璧な人間だと言ったことはないし、自分以外の誰かになろうとしたこともない」と述べ、「明日にはもっと良い人間になると誓う」と述べた。

 選挙活動期間を通じて侮辱や過激な発言を繰り返してきたトランプ氏だが、自らの発言について公式に謝罪するのは今回が初めてとされる。(c)AFP