【10月8日 AFP】2018年サッカーW杯ロシア大会(2018 World Cup)欧州予選は7日、各地で行われ、グループBのポルトガルは、代表復帰したクリスティアーノ・ロナウド(Cristiano Ronaldo)が4得点の活躍をみせるなど、アンドラに6-0で大勝。ロナウドは試合後、本大会出場に向けて残り8試合を全勝すると誓った。

 スペイン1部リーグのレアル・マドリード(Real Madrid)に所属するロナウドは、代表通算134試合目で得点数を65に伸ばしたが、ポルトガルはスイス、フェロー諸島に次いでグループBの3位となっている。初戦でポルトガルを2-0で破ったスイスは、同日の試合でハンガリーに3-2で競り勝ち、フェロー諸島もラトビアに2-0で勝利している。

 ロナウドは試合後、「スイスとフェロー諸島が勝利したのは知っている。僕たちは予選で彼らを倒さなければならない。本大会にたどり着くため、残り8試合で全勝したい」と語った。

 31歳のロナウドは、ポルトガルが優勝した欧州選手権2016(UEFA Euro 2016)の決勝で負傷し、涙を流してピッチを後にして以来となる代表復帰戦だった。

 試合開始後わずか73秒で得点を記録し、代表から離れていた3か月間の空白を埋めたロナウドは、その2分後にもゴールを決め、後半も2得点を挙げた。

「僕は自分が重要な選手であることを分かっているし、代表のキャリアがスタートしてから常にベストを尽くしてきた。今日は4得点も決めることができた。欧州選手権決勝の重症から復帰できてとても満足している」

「今夜は最初の得点がとても重要だと分かっていた。彼らは11人で守るチームだから、うまくやれたよ。最初の5分で2得点を奪えたので試合はとても楽になった」

 ポルトガルは10日にアウェーでフェロー諸島と戦う。(c)AFP