【10月7日 AFP】テニス、中国オープン(China Open 2016)は6日、男子シングルス2回戦が行われ、大会第2シードのラファエル・ナダル(Rafael Nadal、スペイン)はアドリアン・マナリノ(Adrian Mannarino、フランス)を6-1、7-6(8-6)で下し、準々決勝進出を決めた。

 第1セットを難なくものにしたナダルだったが、第2セットでは17本のアンフォーストエラーを犯し、試合の決着はタイブレークへともつれた。マナリノは四大大会(グランドスラム)通算14勝を誇るナダルに対して、1本目のマッチポイントを凌いだが、つづく2本目で決着をつけられた。

 勝利したナダルは試合後、「第1セットは素晴らしいプレーをすることができた。サーブが非常によく、良いボールを打つことができ、レベルの高いテニスだったと思う」としたうえで、「第2セットは、少しリズムが落ちてしまったし、彼(マナリノ)もとても良いプレーをしてきた」と語った。

 またこの日行われたもう一方の試合では、グリゴール・ディミトロフ(Grigor Dimitrov、ブルガリア)が第6シードのリュカ・プイユ(Lucas Pouille、フランス)を6-7(3-7)、7-6(7-0)、6-4のフルセットの末に破っている。(c)AFP