【10月7日 AFP】2018年サッカーW杯ロシア大会(2018 World Cup)アジア最終予選は6日、各地で行われ、グループBのサウジアラビアとオーストラリアは2-2で引き分けた。

 グループ上位2か国同士の対戦でサウジアラビアは、ナシル・アル・シャムラニ(Nassir Al Shamrani)が得点を挙げてオーストラリアの貴重な白星を奪った。この結果勝ち点1を分け合った両国は、3試合を終えて無敗を守っている。

 サウジアラビアは前半5分にタイシール・アル・ジャーシム(Taisir Al Jassim)の得点で早々にリードを奪ったが、オーストラリアは前半終了間際にトレント・セインズバリー(Trent Sainsbury)がCKからヘディングシュートを決めて同点に追い付いた。

 オーストラリアは後半26分、見事なつなぎからトミ・ユリッチ(Tomi Juric)が勝ち越し点を挙げて勝利を手にするかに思われたが、サウジアラビアはその8分後にシャムラニが同点弾を蹴り込んだ。

 両国は勝ち点7で並んでいるものの、得失点差でオーストラリアがグループ首位に立っている。同日行われた試合で2-1とイラクを何とか退けた日本、そしてタイを3-1で下したアラブ首長国連邦(UAE)が同6で続いている。

 11日にオーストラリアは日本と、サウジアラビアはUAEと相まみえる。(c)AFP