【10月5日 AFP】サッカーイングランド代表のウェイン・ルーニー(Wayne Rooney)は4日、自身のポジションをめぐる論争に嫌気が差していることを明かし、ギャレス・サウスゲイト(Gareth Southgate)暫定監督が求めるどのような役割にも応じると語った。

 ストライカーとして輝かしいキャリアを築いたルーニーだが、所属するマンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)では昨季、主に中盤でプレーしており、欧州選手権2016(UEFA Euro 2016)でもロイ・ホジソン(Roy Hodgson)元監督は中盤で起用している。

 ルイス・ファン・ハール(Louis van Gaal)氏に代わって今季からユナイテッドを指揮するジョゼ・モウリーニョ(Jose Mourinho)監督は、ルーニーをより攻撃的なポジションに戻しているが、9月に行われたW杯ロシア大会(2018 World Cup)欧州予選のスロバキア戦で、ルーニーは自ら低いポジションを位置取っていた。

 そのスロバキア戦は、電撃辞任したサム・アラダイス(Sam Allardyce)前監督が唯一指揮を執った試合になったが、8日のマルタ戦はサウスゲイト監督が指揮を執ることになり、ルーニーにはその役割について多くの質問を寄せられていた。

「僕には分からない。それはギャレスにする質問だ」と報道陣にいら立ちを隠さなかったルーニーは、「僕がどこでプレーするのか、ストライカーとしてプレーするのか、10番として中盤でプレーするのか。この質問にはうんざりしている」と語った。

「その質問には何度も答えているし、答えはいつも同じだ。監督が望むのであれば、どこでもプレーする」

「僕は選ぶ立場にない。これまでに自分で選んだことは一度もない。僕は指示に従ってプレーする」

「プレーするにせよしないにせよ、ギャレスの指示は絶対であり、僕は力の限り指示を全うする」

■いら立ち

 繰り返される質問へのいら立ちは、30歳のルーニーがユナイテッドで苦しい時間を過ごしていることと無関係ではない。

 ユナイテッドで3試合連続ベンチが続いているルーニーは、出場機会を求めるというこれまでとは異なる立場で代表に合流している。 これについて、ルーニーは「サッカー選手としてプレーしたいのは当然だが、これは僕の仕事なんだ。僕はサッカーが好きで、チームの一員であることに愛着がある」とコメントした。

「たしかに現時点ではユナイテッドで先発出場していないが、先発の座を取り戻すためにハードワークしなければならない。チャンスが来たときに、それをつかめるようにね」

「もう一度言わせてもらうが、僕はチーム、選手、監督、そしてマンチェスター・ユナイテッドというクラブを支えたい。もちろん、試合にも出たいが、最も重要なのは勝つことだ」

(c)AFP