【10月4日 AFP】サッカーカメルーン代表の元主将で、イングランド・プレミアリーグのリバプール(Liverpool FC)でプレーした経歴を持つリゴベル・ソング(Rigobert Song)氏が3日、脳卒中で昏睡(こんすい)状態に陥っていることが明らかになった。カメルーンの地元ラジオは、2日に脳動脈瘤(りゅう)に襲われて意識不明となり、自宅近く病院に緊急搬送されたと伝えている。

 40歳のソング氏は、リバプールのほかにもウェストハム(West Ham)、フランス・リーグのメッス(FC Metz)とランス(RC Lens)、トルコ1部リーグのガラタサライ(Galatasaray)などでプレーした。

 カメルーン代表で元チームメートだったサミュエル・エトー(Samuel Eto’o)は、フェイスブック(Facebook)に「たくさんの勇気と早期回復を祈っている」と投稿している。

 代表通算137キャップのソング氏は、W杯4大会出場の実績を持ち、アフリカネーションズカップ(The Africa Cup of Nations)では歴代最多の8大会に出場している。さらにはカメルーンが金メダルを獲得した2000年のシドニー五輪でもプレーしている。(c)AFP