【10月1日 AFP】米国選抜と欧州選抜による男子ゴルフの対抗戦、第41回ライダーカップ(The 41st Ryder Cup)は30日、米ミネソタ(Minnesota)州チャスカ(Chaska)のヘーゼルティン・ナショナル・ゴルフクラブ(Hazeltine National Golf Club)で開幕し、初日のフォアサムとフォアボールを終えて米国選抜が5-3でリードした。

 前回大会までの3連敗を含め、ここ10大会で8敗を喫している米国選抜は、午前中のフォアサムで1975年大会以来となる4戦全勝を飾り、幸先の良いスタートを切った。

 対する欧州選抜も、午後のフォアボールを3勝1敗で巻き返す意地をみせた。第4試合に登場したロリー・マキロイ(Rory McIlroy、北アイルランド)/トーマス・ピーターズ(Thomas Pieters、ベルギー)組は、16番でマキロイが劇的なイーグルパットを決め、ダスティン・ジョンソン(Dustin Johnson)/マット・クーチャー(Matt Kuchar)組を3アンド2で下した。

 米国選抜の主将を務めるデービス・ラブ3世(Davis Love III)は、「相手は毎ホールでバーディーを奪う勢いだった。特にロリーにやられた」とすると、「もっとリードを広げられなかったのは悔しい」とコメントした。

 世界ランク3位の実力をみせつけ、最後は敵地のファンにおじぎを披露したマキロイは、今回欧州選抜に大抜擢されたアンディ・サリバン(Andy Sullivan、イングランド)とのペアで午前中のフォアサムに臨み、残り4ホールの時点では2アップでリードしていたものの、フィル・ミケルソン(Phil Mickelson)/リッキー・ファウラー(Rickie Fowler)組とのこの日最大の激戦を1ダウンで落としていた。

 フォアボールの第2試合では、セルヒオ・ガルシア(Sergio Garcia、スペイン)/ラファ・カブレラ・ベロ(Rafa Cabrera Bello、スペイン)組が、14番まで1ホールも落とさない強さを発揮し、J.B.ホームズ(J.B. Holmes)/ライアン・ムーア(Ryan Moore)組を3アンド2で退けた。

 リオデジャネイロ五輪で金メダルを獲得したジャスティン・ローズ(Justin Rose、イングランド)と、第145回全英オープン(The 145th Open Championship)を制したヘンリク・ステンソン(Henrik Stenson、スウェーデン)のペアは、この日ジョーダン・スピース(Jordan Spieth)/パトリック・リード(Patrick Reed)組と2試合を行い1勝1敗とした。

 午前中のフォアサムではスピース/リード組が3アンド2で勝利を収める一方で、午後のフォアボールではローズ/ステンソン組が5アンド4で圧勝している。

 一方、第80回マスターズ・トーナメント(The Masters Tournament 2016)覇者のダニー・ウィレット(Danny Willett、イングランド)は、マルティン・カイマー(Martin Kaymer、ドイツ)とのペアで臨んだフォアボールで、ブラント・スネデカー(Brandt Snedeker)/ブルックス・コエプカ(Brooks Koepka)を相手に4ホールを残して5ダウンで敗れた。ウィレットは今週、兄がインターネットの記事で米国のゴルフファンを侮辱して話題になり、初出場の大舞台でやじを飛ばされる場面があった。

 カイマーはガルシアとのペアで臨んだ午前中のフォアサムでも、11番までは1アップでリードしながらそれ以降は5ホール連続で失い、ザック・ジョンソン(Zach Johnson)/ジミー・ウォーカー(Jimmy Walker)組に4アンド2で敗れている。

 米国選抜は、フォアサムの第4試合に出場したクーチャーと全米オープン選手権(2016 US Open Championship)覇者のジョンソンが、ピーターズとライダーカップ通算10度目の出場となるリー・ウェストウッド(Lee Westwood、イングランド)のペアを5アンド4で下した。

 1日に行われる第2ラウンドはフォアサムとフォアボールが各4試合行われ、2日の最終ラウンドではマッチプレーが12試合行われる予定となっている。(c)AFP/Jim SLATER