【9月30日 AFP】米大統領選で、小政党リバタリアン党(Libertarian Party)から立候補しているゲーリー・ジョンソン(Gary Johnson)元ニューメキシコ(New Mexico)州知事が28日夜、米ニュース局MSNBCの番組に出演した際、尊敬する外国首脳の名を一人も挙げられないという失態を演じた。

 ジョンソン氏は今月上旬に行われたインタビューで、シリア内戦の激戦地であるアレッポ(Aleppo)についての質問を受けた際、「アレッポとは何ですか?」と聞き返し、ネット上で嘲笑の嵐を引き起こしていた。度重なる失態により、同氏のホワイトハウス(White House)への道はますます遠のいたようだ。

 28日の番組では、司会者のクリス・マシューズ(Chris Matthews)氏が「好きな外国首脳は誰ですか? どの大陸でもどの国でも構いません、あなたが尊敬する外国の指導者の名前を挙げてください」と質問。

 するとジョンソン氏は、しばらくの無言を経て「またアレッポの時みたいになってしまったようだ」とコメント。それからようやく「メキシコ元大統領だ」と言ったものの、名前は思い出せず、「脳みそが凍り付いてしまった」と弁明した。

 隣に座っていた同党副大統領候補のウィリアム・ウェルド(William Weld)氏が、2000~06年にメキシコ大統領を務めたビセンテ・フォックス(Vicente Fox)氏を指し「フォックス」と助け舟を出すと、ジョンソン氏は「フォックス氏だ! 彼は素晴らしかった」と語った。

 だがマシューズ氏はそんなジョンソン氏を遮り、ウェルド氏に同じ質問を投げかけた。すると同氏は迷うことなく、自身の好きな外国首脳はアンゲラ・メルケル(Angela Merkel)独首相だと答えた。(c)AFP