■本人は疑惑を否定

 しかし、28日にクラブを通じて出した声明で監督は「私は本日、弁護士を通じて、私に関するテレグラフ紙の主張について、全面的に対応させていただいた」と疑惑を否定している。

「私はマクガーヴェイ(McGarvey)氏と選手の代理人を語るテレグラフ紙のニューウェル(Newell)女史という人物から接触を受け、シンガポールで講演をしてほしいからと依頼料を提示された。講演のために依頼料を提示するという行為には、何も不自然なところはないと思っている」

「見返りに何かを約束したことはまったくない。二人がマネジメントしているとされる選手を買うようQPRに求めたことも、私の個人的な収入のために獲得を勧めたこともない。私は、自分の側に間違いがあったという主張の一切を否定する」

 QPRは、ハッセルバインク監督に「絶対の信頼」を置いていると話しながらも、この件については「徹底した内部調査」を行うと続けている。

 サッカー界の汚職を暴くことを目的とした、今回のテレグラフ紙のおとり調査では、ライト氏とハッセルバインク監督のほかにも複数の人物の名前が暴露されており、イングランド代表の指揮官に就任したばかりだったサム・アラダイス(Sam Allardyce)氏も、わずか1試合での辞任を余儀なくされた。

 アラダイス氏もまた、同じアジア企業の職員のふりをしたテレグラフの記者との会話で、不適切な発言を行い、同氏の代表での政権は衝撃的な形で終わりを迎えている。(c)AFP/Julian GUYER