【9月24日 AFP】女子テニス、東レ・パンパシフィック・オープン(Toray Pan Pacific Open 2016)は24日、シングルス準決勝が行われ、元世界ランキング1位のカロリーネ・ボズニアツキ(Caroline Wozniacki、デンマーク)が大会第2シードのアニエスカ・ラドワンスカ(Agnieszka Radwanska、ポーランド)に4-6、7-5、6-4で逆転勝利を収め、決勝進出を決めた。

 6年前の同大会で優勝しているボズニアツキは25日に行われる決勝で、もう一方の準決勝、大坂なおみ(Naomi Osaka)とエリナ・スビトリーナ(Elina Svitolina、ウクライナ)の勝者と対戦する。

 第2セットと第3セットで1-3と相手にリードを許しながらも巻き返したボズニアツキは、最後は抵抗するラドワンスカを振り切り、自身4本目のマッチポイントで約3時間に及ぶ試合に終止符を打った。

 手首や足首のけがの影響で一時は世界ランキングも74位まで落ちていたボズニアツキは、父親がデンマークのタブロイド紙に同選手がテニスから身を引く可能性があると語っていた。

 リオデジャネイロ五輪でデンマーク代表チームの旗手を務めたボズニアツキは、2008年から毎シーズン達成しているツアー優勝を目指し、決勝に挑む。(c)AFP