【9月26日 AFP】男子ゴルフ米国ツアーのフェデックス・カップ(FedEx Cup 2016)プレーオフ最終戦、ザ・ツアー選手権(THE TOUR Championship 2016)は25日、米ジョージア(Georgia)州アトランタ(Atlanta)のイーストレークGC(East Lake Golf Club)で最終日が行われ、ロリー・マキロイ(Rory McIlroy、北アイルランド)がライアン・ムーア(Ryan Moore、米国)らとのプレーオフを制し、大会制覇を遂げるとともにプレーオフボーナスの1000万ドル(約10億円)を手にした。

 この日ともにスコアを6ストローク伸ばして通算12アンダーで並んでいたムーアとのプレーオフ4ホール目で、14フィート(約4.3メートル)のバーディーパットを沈めたマキロイは、プレーオフ第2戦のドイツ銀行選手権(Deutsche Bank Championship 2016)での優勝に続き、大会優勝賞金の153万ドル(約1億5500万円)も手にした。今プレーオフでのマキロイ獲得賞金額は、1381万ドル(約14億円)となったている。

 フェデックス・カップのランキング首位でこの大会に臨んだダスティン・ジョンソン(Dustin Johnson、米国)は、通算5アンダーの6位タイで大会を終えたが、ムーア、あるいはケビン・チャッペル(Kevin Chappell、米国)が大会制覇を飾っていれば、フェデックス・カップの優勝ボーナス1000万ドルを手にすることもできたが、これはかなわなかった。

 プレーオフの1ホール目でチャッペルの敗退が決まると、迎えた4ホール目のパー4、16番でムーアはパーセーブをみせたが、この日同ホールでイーグルを決めていたマキロイが、今度はバーディーを奪った。

 4位には通算9アンダーでポール・ケーシー(Paul Casey、イングランド)が続き、この日スコアを1ストローク伸ばした松山英樹(Hideki Matsuyama)が通算6アンダーで5位に入った。(c)AFP