【9月20日 AFP】沖縄県のサキタリ洞(Sakitari Cave)遺跡で数年前に発見された釣り針が、世界最古となる約2万3000年前の釣り針だとする研究結果が出た。沖縄県立博物館・美術館(Okinawa Prefectural Museum and Art Museum)が19日、発表した。巻き貝から作られた釣り針は三日月形に加工されており、ブダイやウナギを釣るのに使われていたと考えられるという。この発見によって、これまで考えられていたよりもずっと昔から、沖縄周辺に釣りの技術が存在していたことが示された。(c)AFP