【9月20日 AFP】スコティッシュ・プレミアシップのグラスゴー・レンジャーズ(Glasgow Rangers)に所属するジョーイ・バートン(Joey Barton)は19日、チームメートと練習場で口論になった問題で、クラブから3週間の謹慎処分が科せられた。

 すでに先週、大半の時間をチームから隔離されていたバートンはこの日、本拠地アイブロックス・スタジアム(Ibrox Stadium)でマーク・ワーバートン(Mark Warburton)監督やチーム役員との会談に臨んだ。

 クラブは声明で、「本日、ジョーイ・バートンに3週間の謹慎処分を下しました。今後3週間、彼がアイブロックス・スタジアムおよびクラブの練習場に姿を見せることはありません」と発表した。

「ワーバートン監督とクラブは、バートンとチームの双方にとって、起きたことすべてに関して評価する時間が必要だと考えました。今後はいずれの当事者も本件についてのコメントは差し控えます」

 しかし、面談を終えた直後のバートンは、レンジャーズにおける自身の立場について、はっきりとわからない様子だった。まだレンジャーズの一員かと問われたバートンは、英スカイ・スポーツ(Sky Sports)に対し、「そう思うけれど」と答えた。

 34歳のバートンは、チームが宿敵セルティック(Celtic)との一戦で1-5と大敗を喫したあと、チームメートのアンディ・ハリデイ(Andy Halliday)と内輪もめを起こし、チームから数日間離れるよう通達されていた。

 バートンは16日、ラジオ局「talkSPORT」のインタビューに応じ、13日にチームの練習場で起きたことについて自身の考えを明かしている。

 今回の状況に対するチームの姿勢は「奇妙」と話すなど、ワーバートンの監督の対処の仕方に疑問を示したバートンは、「わたしたちは意見を求められ、私は意見をする側だった。チームとしてどのように成長していくのか、そして現時点で何がうまく行っていないのかについて、レンジャーズの2人の選手が意見を共有した。それ以上でも、それ以下でもない」と語っていた。(c)AFP