【9月18日 AFP】16-17ドイツ・ブンデスリーガ1部は17日、第3節の試合が行われ、ボルシア・ドルトムント(Borussia Dortmund)は、マリオ・ゲッツェ(Mario Goetze)とピエール・エメリク・オーバメヤン(Pierre-Emerick Aubameyang)を温存しながらも、ダルムシュタット98(SV Darmstadt 98)に6-0で大勝した。

 レギア・ワルシャワ(Legia Warsaw)との欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2016-17)で6得点を記録したドルトムントは、ウスマン・デンベレ(Ousmane Dembele)のクロスからゴンサロ・カストロ(Gonzalo Castro)がゴールを記録し、前半7分に先制した。

 ホームのドルトムントは、新戦力ラファエル・ゲレイロ(Raphael Guerreiro)のロングシュートがブロックされ、リードを広げる機会を逃したものの、後半に入ると同3分にアドリアン・ラモス(Adrian Ramos)が追加点を奪った。

 これで攻撃陣に勢いがついたドルトムントは、18日に18歳の誕生日を迎えるクリスティアン・プリシッチ(Christian Pulisic)が後半9分にチーム3得点目を記録すると、対するダルムシュタットは、ペーテル・ニーメイアー(Peter Niemeyer)がこの試合2度目の警告で退場となり、数的不利の状態で約30分間を戦わなければならなくなった。

 ドルトムントはその後、カストロがこの試合2得点目を記録し、さらには新戦力のセバスティアン・ロデ(Sebastian Rode)とエムレ・モル(Emre Mor)も立て続けにネットを揺らした。

■バイエルンは今季初失点を喫するも逆転勝利

 一方、バイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)は、主力選手が病気で欠場し、今季初失点を喫したものの、ホームでFCインゴルシュタット(FC Ingolstadt 04)に3-1で勝利した。

 バイエルンはこの試合、主将のフィリップ・ラーム(Philipp Lahm)をはじめ、ダビド・アラバ(David Alaba)とトーマス・ミュラー(Thomas Muller)がウイルス性の胃腸炎、マッツ・フンメルス(Mats Hummels)が風邪のため欠場を余儀なくされた。

 13日に行われた欧州チャンピオンズリーグのグループリーグでは、FCロストフ(FC Rostov)に5-0で大勝するなど、開幕からの公式戦5試合で計20得点を記録し、さらには無失点を継続していたバイエルンだったが、前半8分にインゴルシュタットのダリオ・レスカノ(Dario Lezcano)にゴールを奪われ、今季初失点を喫した。

 しかし、バイエルンは失点から4分後にロベルト・レワンドフスキ(Robert Lewandowski)のゴールで同点に追いつくと、後半にはシャビ・アロンソ(Xabi Alonso)とラフィーニャ(Rafinha)が得点を記録し、最終的には逆転勝利を収めた。(c)AFP/Ryland JAMES