【9月19日 AFP】男子テニス、国別対抗戦のデビスカップ(Davis Cup 2016)は18日、各地でワールドグループ準決勝が行われ、マリン・チリッチ(Marin Cilic)がリシャール・ガスケ(Richard Gasquet)をストレートで退けたクロアチアは、大会通算9度の優勝を誇るフランスを破り、決勝へ駒を進めた。

 2005年大会王者のクロアチアは、11月25日から27日に行われる決勝でアルゼンチンと対戦する。アルゼンチンは前回王者の英国を3勝2敗で退け、2011年大会以来となる決勝の切符を手にした。

 2勝1敗と先行して最終日を迎えたクロアチアは、この日の第1試合でエースのチリッチが要所を押さえてガスケに6-3、6-2、7-5で勝利すると、対戦成績はこの時点で3勝1敗となり、決勝進出が確実になった。

 2014年に全米オープン(The US Open Tennis Championships 2014)を制しているチリッチは、「とにかく会場の雰囲気が素晴らしかった。僕らにとっては夢の週末だった。自分でも信じられないようなテニスができたよ。そういう最高のプレーができたのも、観客のみんなのおかげだ」と語った。(c)AFP