【9月15日 AFP】サッカー元西ドイツ代表のレジェンド、フランツ・ベッケンバウアー(Franz Beckenbauer)氏の弁護団は14日、同氏が2006年W杯ドイツ大会(2006 World Cup)の大会組織委員会会長として巨額の報酬を受け取り、これについて税務当局へ申告を行っていなかったという疑惑を否定した。

 独ニュース週刊誌シュピーゲル(Der Spiegel)は、ベッケンバウアー氏が500万ユーロ(約5億8000万円)以上の報酬を得ていて、さらにその報酬を税務当局に報告していなかったと伝えている。

 71歳のベッケンバウアー氏はすでに、大会招致をめぐる汚職疑惑でスイス当局から捜査を受けており、今回の報道により新たな疑惑が生じることとなった。

 シュピーゲル誌によると、ベッケンバウアー氏の報酬は、大会スポンサーであったブックメーカーのOddsetからの寄付金1200万ユーロ(約13億8000万円)の中から支払われていたという。

 これに対してベッケンバウアー氏の弁護団は、報酬は同氏の広告活動によるものであり、すでに住居があるオーストリアで税金の納付に応じたと主張している。

 また、ドイツサッカー連盟(DFB)の元会長テオ・ツバンツィガー(Theo Zwanziger)氏は、独日刊紙ウェルト(Die Welt)に対し、報酬は「組織委員会会長の仕事に対して支払ったものではない」と話し、大会スポンサーのPR活動の対価だったとしている。(c)AFP/Hui Min NEO