【9月13日 AFP】フランス中西部にある刑務所で12日、受刑者が看守から監房の鍵を盗んだ後、数十人が監房から脱走し、暴動を起こした。刑務所関係者が明らかにした。

 仏法務省によれば、ポワティエ(Poitiers)にある最新鋭のビボンヌ(Vivonne)刑務所(収容定員578人)で、グリニッジ標準時(GMT)12日午後3時(日本時間13日午前0時)に暴動が発生。

 AFPの取材に応じた仏労組幹部エマニュエル・ジロー(Emmanuel Giraud)氏によると、受刑者2人が看守から鍵を強奪し、すべての監房の鍵を開けた。受刑者らはその後、監房棟の一つに放火し「破壊の限りを尽くした」という。ただし同氏は、受刑者らの不満や主張が何であるかについては言及できなかった。

 刑務所関係者によれば、約60人の受刑者が監房に戻ることを拒否し、6人の所在が今も分かっていない。放火によって3階建ての監房棟の一つの階に燃え広がった火は、その後、消防士らによって消し止められた。

 法務省は後に声明を発表し、負傷者や人質は出ておらず、暴動発生から5時間後に秩序は回復したと述べている。(c)AFP